天下御免 元禄商人一代記

超絶久しぶりのゲーム紹介記事です!
今回紹介するのは、1994年4月22日にアートディンクさんから発売された商いシミュレーション、天下御免です。
アートディンクさんと言えば、A列車シリーズが定着しておりますが、実は、天下御免のようなシミュレーション、トキオのような都市シミュレーションなど。
この手のシミュレーションゲームをリリースしております。
当時、毒島この天下御免にハマったハマったw

絵に描いたような悪事もできますw

一世代でどこまで稼ぎ出し、最後には

天国に行くか?地獄に行くか?

みたいな感じになります。
閻魔大王に審判されちゃうのですよw
自分の敷地内に倉やう船、庭なんかを建築するのですが、アートディンクさん特有というかなんというか

日数経過で建築途中が描画されるんです。

これがまた粋なんですよね。
グラフィックレベルは最高クラスの緻密なドット絵。
システム・操作性なんかも当時はよく練られていて非常にプレイしやすいゲームでした。
商いをしていると、岡っ引きとかが見回りに来たり、袖の下渡したりw

もちろんお代官様にも、

おいしいおまんじゅうでございます・・・フフフフッ

みたいなこともできる訳ですよw
万が一抜け荷(密輸)ややべー事がバレた時には温情をかえてもれますw
ホントに

地獄の沙汰も金次第

ってゲームです。
温泉旅行、花魁の水揚げ、花街に遊びに行くなーんてこともできます。
人を雇用する際も、用心棒なら試し切りで判断できますし、ところどころに

著名人をモジった人名

があったりと。遊び心がふんだんに含まれています。
よく、大江戸ルネッサンスと友人は間違えたりしてましたが、天下御免はまた違うゲーム。
このゲームが98止まりってのも惜しい感じがします。
今でもプロジェクトEGGさんで遊べたりもします。
プロジェクトEGG公式:https://www.amusement-center.com/

イメージできる時代劇の悪い事や商い、遊びをシミュレーションできる大変に素晴らしいゲームです。
自分はこのゲーム好きなんだよね。

中身はこんな感じ。
アートディンクさんと言えば、立派なパッケージと高価格w
でも、A列車シリーズに比べれば安めの設定で、定価10,800円でした。
この時代のゲームはパッケージやマニュアルも凝ったものが多く、今見ても楽しい。
取っておいてよかったと思う代物です。
ただ、

デカけどなw(物理的に)

ディスクの入れ替えメッセージ。
これだけでも世界観に没頭できるこだわったメッセージ。
言い回しがGood!!

ゲーム起動してまもないキャプチャーですが、全国展開で商いをしていく感じです。
船も高速船のようなものもあり、船頭を雇用して流通させていきます。

今回毒島は薬屋をチョイス。
その他海鮮問屋、木材屋などなど。数種類のお店を最初に選べます。
敵の商人を出し抜いて稼ぎ出さないといけないゲームなのです。

はい、きました!
べたではありますが、美味しいお饅頭・・・・・・
かみなりおこしなんかも選べます。
下に引く黄金の美味しいお菓子は自分で金額を選べます。
万が一の保険みたいなものですw
こういうのをグラフィックにしてくれるところがまた憎い作りこみなんですよw

店が襲われたときの為の用心棒の雇用シーンですね。
こういって試し切りをさせて、雇用するかどうか決めていきます。
雇用人物によって試し切りのグラフィックが変わりますし、用心棒の名前なんかも著名人のオマージュが伺えて面白いです。

吉原に遊びに行こうとしたら付いてくる、隠居ジジイ。
元気じゃねーかw

吉原で遊ぶ時でございますね。
ちゃんと、吉原のルールを再現している所もあり、作りこみは素晴らしいです。
セリフ回しもホントセンスを感じるものが多く、天下御免の世界に没頭してしまいます。
お金があっても、信用みたいなものがないとゴールは出来ずその辺りがまた情緒あふれるんですよね。


雇用した船頭に抜け荷(密輸)を依頼。
袖の下が足らず断られてしまいました。
時間をかけてゆっくりと懐柔して悪事に手を染めさせる。
うんうん、リアルとなーんもかわらんねw

と、このような作品です。
このゲームホントに刺さる人には刺さるゲームなんですよ。
プレイする機会があれば是非!
この時代の商いを楽しんでみましょう~

ではでは~


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